先般デジイチを始めたことをきっかけに、撮影記録を兼ねて私のデジイチ作品を公開するフォト・エッセイ[Photo NOIR]をスタートすることにしました。
まだまだ拙い作品ではありますが、よろしければご覧くださいませ。
”デジイチ局長?!” by 望月やよい先生
file#01:滋賀県・信楽にて
先日、滋賀県・信楽焼の窯元「宗陶苑(そうとうえん)」さんに行ってきました。
宗陶苑さんは、過去皇室関係者や諸外国の国賓クラスの方なども訪れている日本最大規模の“のぼり窯”で有名な歴史の古い窯元さんです。
仕事メインでの訪問だったことから自由に撮影できる時間は限られていましたが、運良く年に数回しかない窯炊きの日にお邪魔することができました。
また、この日は私のデジイチお師匠・プロカメラマンの杉沢栄梨さんも同行、お師匠の指導のもと初めての出張デジイチ撮影に挑んだのです。
のぼり窯とは・・・
山の斜面を利用し、最下部の火袋から頂上部の吹き出しまでの間に細長い部屋を数室連続して連ね、次第に室内の容積を大きくし余熱を利用しながら、下から上へ順に焚き上げていく形状の窯のことを言います。
宗陶苑ののぼり窯は全11室からなり、長さ30m、巾15m、高さ3.5m。
宗陶苑の”のぼり窯”
熟練された職人さんが2人1組で技を尽くし、火の色を見て、炎の流れを見て、夜を徹して作業にあたられます。
私の目的は、燃えたぎる窯の中の炎と真っ赤に焼けた信楽焼の作品を撮ること。
シャッターチャンスは窯に薪をくべる間のわずか数十秒間。
デジイチ初心者の私は顔面火照りながらシャッターを切るのが精一杯でした。
のぼり窯の窯焚き
窯の中は1400度もの高温になるため、過去カメラマンが撮影の際、あまりの高熱に
レンズが割れてしまったことがあるそうです。(本当!)
残った時間で苑内を暫し散策。
信楽焼と言えば、一般的にはなんといってもまず狸の置物が有名ですが、
もちろん茶器や食器なども有名で中には1点数十万円するものもありました。
・・・とは言いつつ、やっぱり居ましたいました!おなじみの狸くんたちが。
狸の仲間たち
弟子Dark「わ~、お師匠のお友達がたくさん居ますね~」
お師匠Eri「ん、何やてぇ? ワタシはタヌキってかっ?」
弟子Dark「いやそのぉ~、お師匠のとってもチャーミングなところが…」
お師匠Eri「ぐだぐだ言うてんとさっさと機材運ばんかい!」
弟子Dark「へへぇ~」
てな、やり取りが・・・(^ ^;;)。
*描写には一部管理人の妄想が含まれている場合があります。
苑内を散策しているとカメラをぶら下げたキュートな狸くんを発見。
帰る前に記念撮影しました。
私は焼き物の世界には明るくありませんが、機会があればぜひプライベートで再度訪れてみたい場所でした。
エントリーにあたり宗陶苑の皆様に深く感謝いたします。
*現地での写真撮影は事前に窯元さんの許可が必要です。
また、宗陶苑さんでは手づくり陶芸教室なども行われています。
<関連リンク>
しがらき焼 宗陶苑
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デジイチLifeおめでとうございます。
エッセイも加えるとかなり面白くなってきますね。
それではリンクありがとうございました。(^。^)
炎がステキですね。写真で撮るのも面白そうですね。シャッタースピードとかまた教えて下さいませ。
それと信楽と言えば新名神。便利になりました。私も近々信楽で写真を撮ってこようと思います。
cowboy_spikeさん
どうもです!
ありがとうございます。
スローですが、私なりに頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
>stratosさん
まいどです!
そうですね。新名神で随分信楽も近く感じました。
ぜひ次回はご一緒に・・・