Pipin atmark(ピピンアットマーク)と聞いて、ピピ~ン! と来た方は m(_ _)m 、きっと古くからのMacユーザーです。
仕事で懇意にさせていただいているIT会社の社長さんが、実は過去鬼のようなOld Macコレクターであったことが判明。
私のブログを見て「Old Macとかたくさんありますよ~」と連絡をいただので、早速オフィスにお邪魔して、ふんだくって、お借りしてきたのが、あの懐かしい「Pipin atmark」!
しかも非売品のプロトタイプでした。あひーっ!(笑)
Pipin atmarkは、Appleとバンダイが共同開発し1996年に発売。短命に終わったゲーム機(インタラクティブ・メディアプレーヤー)ですが、第2世代のPowerPC(66MHz動作の603)を搭載し、実質的にはMac互換機でした。
当時はHDDを増設したり、改造ROMに交換したりと・・・多くの猛者たちの改造の対象にもなっていました。
PiPiN atmarkについて詳しくは、こちら(Appleウィキ)
という訳で、今回はPipin atmark(プロトタイプ)のフォトレビューをお届けしたいと思います。
(黒い箱にグリーンののロゴ)
(箱の側面には「NOT FOR SALE」の文字)
(本体とコントローラ)
プロトタイプということで、Pipinのロゴがありません!
(付属品とユーザーズガイド)
付属品は、コントローラ、電源コード、専用モデム、ADBポート変換コネクタ等
このタイプのユーザーズガイドは当時のMacと同じタイプで懐かしいです。
(本体底面に接続する拡張ユニットーFDドライブ)
(本体裏面)
VGAモニターポートも付いています。
(本体裏面の拡張ユニットポートと製品情報)
国内発売されたものとは明らかに違うようです。
(本体裏には、プロトタイプであるSapmleの表記)
よく解りませんが・・・「認可を受けていない評価用サンプル・・・」といったところでしょうか?
件の社長さんによると、「本体には何も表記のないCD-Rが入っていて、MacOSが立ち上がる・・・」とのことでしたが、早速我が家の液晶テレビに接続して、電源を入れてみると・・・
(電源を入れると、Pipinロゴのスタートアップスクリーン)
(アイコンパレード!Quicktimeのみ)
(OSが起動しました!!)
(デスクトップには、システムCDと本体のフラッシュメモリが現れました)
ちなみにフラッシュメモリは空っぽでした。
(「このMacintoshについて」・・・システムは 7.5.2bの表記が)
(システムフォルダの中身)
機能拡張フォルダには、ことえり、Quicktime、StyleWriter1200など
アップルメニューは空で、コントロールパネル内はMacTCPのみでした。
(システムCDをイジェクトすると、CD挿入を促すアニメーション)
(音楽CDを入れると、ちゃんと再生できました)
今のゲーム機等と比べると、このグラフィックインターフェースはちょっとものすごいですね(笑)
(・・・写真がとても多くなってしまいました。すみません!)
・・・と、ここである考えが!
OSのCD-Rが立ち上がっているならば、「漢字Talk7.5」あたりのCD-ROMも立ち上がるのでは?
で、今から押し入れをちょっとごそごそします(笑)
この続きは、また後ほどお届けしたいと思います。興味を持たれた方は、ぜひ次回もご覧くださいませ。
う~~ん、写真で見ると結構きれいにみえますねぇ。でもタイトルがお宝発見だと毎回お宝発見になっちゃうんですけど….。まぁいいかぁ。懐かしい思いでいっぱいですね。Pipinの製品を見た人が少ないのに、プロトなんてもっと少ないでしょうに。
どもです。
Pipinは知りませんでしたが、写真を見たときにセガサターンを
思い出しました。
しかし、Appleがゲーム機(の姿を借りたMac)の開発に携わって
いたとは・・・昨年からMacユーザになった私には驚きです。
>プロフェッサーさん
どーもです。いやいや懲りずにまたお願いします。
>まっち〜さん
まいどです。
そーですね、セガサターンにもちょっと似てるかもですが
実物はゲーム機とは思えないほどデカくてズッシリ重い印象です。
興味のない人にとっては、ほとんどゴミですね(^^;)