先のエントリーに続いて、欧州Apple Store探訪〜フランス・パリ編です。
*関連記事
欧州Apple Store探訪〜イギリス・ロンドン編〜
英国旅行の出発直前、旅の最終日に急遽パリへ行くことになりました。
ロンドンからの交通手段は国際列車ユーロスター。パリまでの乗車時間は2時間半程度で新幹線の新大阪ー東京ぐらいの感覚です。
私にとって今回の海外旅行は十数年ぶりのこと。EUROSTAR公式サイトから日本国内で予約・決済〜座席指定と電子チケットのプリントまで出来てしまうのは少々カルチャーショックでした。
さて本題です。
訪れたのはパリ・オペラ座として有名なガルニエ宮(L’Opera Garnier)の近くにあるApple Store・Opéra(アップルストア・オペラ)。2010年7月にパリの2号店としてオープンした店舗です。
ノーブルな外観もさることながら、店内に足を踏み入れた瞬間その美しさに思わず息をのんでしまいました。
(私の拙い写真で雰囲気が伝わるでしょうか?)
実はこの建物、元は18世紀に皇帝ナポレオン三世によって建てられた銀行だったそうです。
フランス国家はアップルに対して、当時の状態を維持しながら修復・改装することを条件に貸与したとのこと。
*関連リンク
・第745話 パリのアップルストアに隠された知らざる歴史とは!(フランス・パリ漂流生存ブログ)
吹き抜けの2階にはGenius Bar、地下にアクセサリコーナーというレイアウト。
お馴染みの透明な階段は無く、螺旋階段や壁面の装飾など建造当時の状況がそのまま残されています。
さらに、パリには2009年11月にフランス初の直営店としてルーブル美術館の地下にオープンしたApple Store・Carrousel du Louvre(アップルストア・カルーゼル・デュ・ルーブル)もあります。
今回はロンドンーパリ日帰りという多少無茶なスケジュールの中、時間的にルーブル美術館を巡る余裕がなかったため断念しましたが、パリを訪れた際には(アップルファンならずとも)ぜひ立ち寄りたいスポットです。
欧州の直営店を訪れて…
今回の旅で3つの直営店を訪問して私なりに理解したこと。それは、アップルが直営店の立地や外観、インテリアやレイアウトなど店舗そのものだけに拘っているのではなく、その土地の景観は元より、地域性・国民性にまで強く留意して作っているということでした。
今後、自分が生きている間に何度海外に行けるか判りませんが、機会があればまた世界の直営店を訪れてみたいと思います。
最後に余談を少々。
せっかく海外の直営店を訪れたので「何か記念になるお土産を…」とストア内を物色したところ、直営店を謳っているだけあって陳列されているアクセサリ類は国内とほぼ同じ商品。(細かく探せば何かあるのかも知れませんが)少々残念な思いでした。各国の直営店で訪問の記念になるグッズを販売して欲しいと願うのは熱烈なアップルファンのわがままでしょうか。(笑)
実は、今回の英国旅行には別の目的があったのですが、それについてはまた別の記事で…。
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