9月21日にiPhone 5が発売されてからそろそろ1週間。
私の周りではiPhone 5を予約する人が未だ後を絶ちません。
(iPhone 5の新機能や使い方、iOS 6の詳しい解説などについては数ある秀逸なブログサイトをご覧いただくとして、)
iPodをはじめこれまでアップル製品の見た目にこだわってきた私は、その外観デザインに目を向けてみました。
1. ブラック&スレート
iPhone 5が発表された際、同時に新しいiPodも発表されました。
そこで気になったのが「スレート」なるカラーリング。
スレートとは…
粘板岩【slate】のことで、泥岩や頁岩が圧密作用によりスレート劈開を持ったもの。やや変成の進んだ堆積岩の一種。
また、色料としての粘板岩(スレート)としても用いられるとのこと。
(*出典 – Wikipeda)
<*リンク>
・粘板岩 – Wikipedia
スレートは新しいiPodシリーズのカラーにも採用されました。
iPhone 5のスレート&ブラックが実際にはどのような見た目なのか?
いち早く確かめてみたかった私は一等早い出荷予定だったiPod shuffle(スレート)を発売と同時にオンライン注文。
先ずはiPod shuffleのカラーでiPhone 5のそれを想像。
そして、iPhone 5の入手と同時にそのカラーを比べてみました。
iPod shuffle(スレート)の筐体とiPhone 5のスレート部分は、見た目には全く同色かつ同じ質感でした。
黒でもグレーでもなく僅かに青みがかったダークな色合い。
この辺りの微妙なニュアンスは実機を見ないと解らなかったことで個人的にはとてもクールだと感じました。
かつて(1999〜2000年)、アップルがiMacやクラムシェル型iBook、PowerMac G4に採用したグラファイト【graphite】のカラーも炭素から成る元素鉱物(石墨、黒鉛)から取ったものでした。
iBook Special Edition(グラファイト)
*画像はMacDesktops.comより
2012年、iPhone 5と新しいiPodシリーズに採用された「スレート」。
新たなトレンドカラーが生まれる予感がします。
(新しいiPod touchとnanoも是非この目で確かめてみたいと思います)
2. ホワイト&シルバー
こちらは一見ありふれたカラーリングのようですが、発売当日にアップル直営店で手にした実機は私の想像を超えて美しいものでした。
そして、私の脳裏に浮かんだのは(国内未発売の)初代iPhone。
iPhoneの背面素材にアルミニウムが採用されたのはiPhone 5が初めてではなく、初代iPhone(2007年)の背面ケースもアルミニウムでした。
iPhone 5背面の梨地加工は初代iPhoneよりもきめ細かく手触りも滑らかですが、見た目の色と質感は殆ど同じ。
ホワイト&シルバーのモデルには、もしかして初代iPhoneへのオマージュが込められているのではないか…と思えるほど魅了されてしまいました。
初代iPhoneを発表するジョブズ氏(Macworld San Francisco 2007)
iPhone 5を発売当日に入手した殆どの方が実物を肉眼で見ないままカラーを決めたことでしょう。
また、前人気が高かったのはブラック&スレートのほうだと思います。
余談ですが、
発売直後のアップルストア心斎橋でホワイト&シルバーのモデルを一心に眺めていると、ストアスタッフの方から「ホワイトが予想以上にイイですよねぇ〜」と声を掛けられてしまいました(笑)
同様に、実機を見てホワイト&シルバーの印象が変わった方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?
少々マニアックな目線の外観レビューではありましたが、
これからiPhone 5を購入予定の方は、アップル直営店やショップの店頭で心ゆくまで実機を確認してからカラーを選択されることをお奨めします。
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