視力がよい人ほど早く老眼になるらしいです。まあこれは俗説で科学的根拠は無いと思いますが・・・。私も裸眼の視力は両眼とも1.5なのですが、恥ずかしながら最近ちょっと老眼気味で細かい文字を読むのが少々辛くなってきました。
iPhoneの発売が発表されてから、ここ最近(私自身のエントリーも含め)皆さんのブログでも、独自の進化を遂げたケータイ大国日本でiPhoneが受け入れられるのか?あるいは売れるのか?といった記事を頻繁に目にします。私自身もその辺はとても興味があるところですが、おおよその意見は・・・
・メールやWEB閲覧にあたり、
テンキーの片手入力に慣れた世代にあのキーボードが受け入れられるのか?
・おサイフケータイやワンセグなどの機能なくして日々の生活は大丈夫なのか?
・何かに付けて内蔵カメラをデジカメ代わりに使う人たちにとって
フラッシュも(メモリーカードも)ないカメラで満足できるのか?
・・・云々、iPhoneの独自性をピックアップした問題提起が多いようです。中にはとても当を得ていると感じる意見もあり少々不安になったりもしますが・・・。
そこでちょっと視点を変えて、私自身を事例に中高年世代からiPhoneを考察してみると
まずメールについては、
ケータイにメールが来た時は当然ケータイから返信するわけですが、会社のデスクなどに居る場合、私はテンキーで長文などを入力するのがとても煩わしいので(またテンキーの文字が見えづらいので)、まずMacBookで返信を書きケータイに転送、それをコピー&ペーストして返信する・・・という始末。
これがiPhoneの場合、例のキーボードのアルファベットはとても見やすく、いつものケータイと比較するとひと際安心感があります。
ケータイとキーボードを比較。
続いてWEB閲覧ですが、
最近のケータイにはフルブラウザが搭載されるようになり、(料金面等はともかく)ある程度はパソコン感覚で閲覧できるようになったものの、見やすい文字にするためにハードウェアキーで段階を踏んで画面を拡大したりすることを考えると、iPhoneのマルチタッチは飛躍的に便利と感じます。
フルブラウザと画面を比較。
次におサイフケータイなどの機能面では、私自身はおサイフケータイの必要性を感じたことはありませんし、ワンセグは物珍しさで買った当初だけ。着メロは内蔵のものを使用し赤外線に至ってはあえて自分からやり取りすることはありません。またカメラについては居酒屋やキャバクラなどでお姉ちゃんとカシャッ、みたいなことはあるかと思いますが、多くの中高年は結構いいデジカメを持っていたりするものです(笑)
そしてケータイで音楽を聴くことについて、
私が学生の頃はアナログレコードやFMラジオからカセットテープに録音してプレーヤーと持ち歩くのが普通でした。それと比較すると(着メロフルなども便利だとは思いますが)世界で一番売れているiPodと同じ使い勝手が可能なのですから、高齢化社会において”懐かしい青春時代”のコンピCDなんかが売れていることを踏まえると、一度ハマればiPodを持たない中高年でも欲しいのではないでしょうか?
iPhoneの主たる購買層は20~30代だと思いますが、先進性のみを強調せずに、らくらくホンや簡単ケータイなどとはまた違ったスキームでiPhoneの利便性をアピールすれば、案外シニア世代にも受け入れられるのではないかと思った次第です。
・・・とは言いつつも私の場合、”Apple信者としての驕り”が多々あったりするのですけどね。(^ ^;)
全くその通りです。私はアメリカ住在、アイフォンは発売当初に買いましたが、5分で全機能を把握できる程、操作は簡単。3月に帰国した際、パソコン恐怖症の父にアイフォンを見せたら、目が輝いてました。その後アップルストアに連れて行き、マックを勧めましたがやはりダメでした。ただ、3Gの発表の際、携帯からメールが届き、アイフォンを買う事前向きに考えるみたいです。これはあまり話題になりませんが、アイフォンのすばらしさは、他のアップル製品とのエコーシステムだと思います。ワンセグなどなくても、無料でiPodUやPodcastで世界中のすばらしい内容の講義や画像にアクセスできます。所謂中年と言われる世代は、実は60年代70年代の歴史的なロックに洗礼されています。一度iPodにはまれば、若い世代よりむしろ中年の方が夢中になるのではと思います。また、youtubeがあれば、Hendrix でもStonesでも随時見れます。
初めまして。
いつも楽しく拝見しています。
私も全く同感!です。
仕事がらどうしてもキーボードに触っている時間の方が
多いので、未だに携帯からのメールには四苦八苦しています。
視力ももともと近視なのですが、年齢とともに、見え方も変わってきて・・・ 今日は眼鏡を買いに行こうと思っているところです。
ですから、私にとってはiPod Touchの画面が本当に見やすく
これが電話にもなる、と思うと買わずにはいられないのです。
若い方々やプロの方々のiPhoneに対する否定的なご意見はもっともですが、お財布ケータイも使わず、カメラの画質にもそれほどこだわらない中高年の私にとって、画面が見やすい、行きたいページに1TouchするだけですんなりいけるTouch&iPhoneはそれだけでストレスを軽減してくれるものなのです。
実は60代後半の父親にもiPhoneを購入させようか、と思っているところです。私もシニア世代だからこそ、iPhoneに良さを見いだすのでは、と思っています。
私が、iPhoneを買ったら……
携帯のメールアドレスは即座にやめます(ドコモからの乗換えだし)
もはやは必要ありません。(.mac(me)がプッシュ型になるようだし)
モバイルで長いメールをすることは無くなるので、片手でという議論はナンセンス。
買い物やチケットもはPC用サイトが使えそうなので、そのほうがベター。
(飛行機のチケットは、eチケットという紙で不便だけど)
デジカメは、時代は一眼レフに。
なので日常はフラッシュなしで十分。
ロケフリがあるので、ワンセグはいらなそう(どうせ見ないけど)。
一つご参考までに。
写真から察するにDoCoMoをご使用のようですね。
私も10キー入力がちょっと苦手で、長文の携帯メールの返事を書くのは結構辟易しています。
「iMode.net」というサービスがあります。
携帯に来たメールをPCで見られて、返事もPCからキーボードを使って打てる、というものです。
■10キーで返事が打てる。絵文字もパレットからのドラッグアンドドロップで簡単
■PCから打ったにもかかわらず、相手には携帯から返事が来たように感じさせられる(xxxx@docomo.ne.jpでメールが届く)
■PCから打ったメールは送信料無料
WebアプリのくせにWindowsでしか使えないのがネックですが、返信速度は大幅に改善します。月額210円のサービスですが、30日間トライアルがあります。
>CTさん
アメリカにお住まいとはちょっと羨ましいです。
お父さんがiPhoneを購入されたらいいですね・・・。
>実は60年代70年代の歴史的なロックに洗礼されています。
これは、まさしく私のことです!(笑)
>りきぴかさん
はじめまして。ありがとうございます!
私もずっと視力が良かっただけに老眼はツライです。
りきぴかさんも、お父さんにiPhoneを?
もう少し発売が早ければ父の日にiPhoneを・・・というのも
とても粋ですね。
>7bさん
7Bさんのご意見は簡潔に当を得ていますね。
ケータイアドレスは確かに必要なくなりますし、ワンセグは出た当初「おぉ〜」っと思いましたが、結局私も全く観てませんね〜。
iPhoneに期待することをあと1つ。
日本の携帯文化そのものが無くなってくれるのではないかという点。そうなれば、日本のweb開発者の生産性を大幅に改善されるでしょうし、一般の人も携帯に向き合っている膨大な時間がなくなって消費も少しは回復するのではないか、などと考えてます。
モバイルサイトで、iPod touch に最適化したページもつくったところ、楽だし、見やすい。私の会社では、もう、各キャリアを意識した携帯向けのサイトは廃止してしまうつもりです(もともとモバイルサイトは成功せず、お荷物でしたし)。
携帯メールの半分はボイスメールに置き換わるように気がしますし、そのうちペンタッチによる手書きメールも出てくるのではないかと思います。
絵文字は、「かわいいー」面は否定しませんが、もともとテキストだけで表現力が乏しいメディアで生まれたものだし、もう終わりにしてほしいです(これまでも私はemailで送受信してたから見えてませんでしたし)。
キャリア支配も終わり!
などと考えると、「おサイフケータイなどの機能なくして日々の生活は大丈夫なのか」というより、「おサイフケータイやなどの機能に活路を見いだそうとしていたキャリアは大丈夫か?」と思えます。
>dbacks51さん
いつも拝見しております!
そんなサービスがあるとは存じませんでした。
さっそく試したいところですが、うむむ、Windowsしかダメなんですね
しかしケータイに触れずとも済むというのが魅力ですね。
有益な情報ありがとうございました!
>7bさん
どうも!・・・うーむなるほどです。
私は正直iPhoneがそれほど大爆発しないのでは?と思っています。
Apple好きな人はの他、ミーハー精神で一時的に食いつく人は
多々居るでしょうけれど、今のケータイ世代が容易くは受け入れないような気がします。長期的な展望ではわかりませんが・・・。
>「おサイフケータイやなどの機能に活路を見いだそうとしていたキャリアは大丈夫か?」
これはまさしくその通りですね。なんだか日本のユーザをみていると
「新しい機能に付いて行かなきゃ!」みたいな閉塞感を感じます。