WWDC2008 keynote・・・殆どがiPhone関係で埋め尽くされた2時間足らずでした。
要点は大きく4つ、
・iPhone 2.0(SDK)
・サードパーティーアプリのDemo、App Store
・Mobile Me 発表
・iPhone 3G 発表
まずはSDKや開発ツールに触れ、各アプリケーションのDemoが続々と登場。
GPSアプリ、ニュースのリーダーアプリ、BlogツールのTypePad、ゲーム各種、野球の試合状況を確認できるAt-Bat、John LennonのImagineを奏でたBand、医療系アプリまで、とても多岐に渡るものでした。
続いて、Mobile Meの発表。
iPhoneをはじめ、とうとうPCにまで対応しました。
.Macのサイトには早速「iPhoneでウェブギャラリーの表記が・・・。
そして、3G iPhoneからiPhone 3Gへ・・・iPhone 3Gの発表。
GPS内蔵、HSDPA高速データ通信。
日本語と中国語の手書き文字認識機能。
価格は、8GBが199ドル、16GBが299ドル。
16GBは黒、白2色展開。
日本では7/11発売。
まずは興奮冷めやらぬままの雑感ではありますが・・・私が今回のWWDC keynoteを通して感じたことは、iPhoneをめぐるAppleの今後の可能性です。
もちろんiPhone 3Gの発表が私の中で一番のハイライトではあったのですが・・・
まず出だしのSDKの部分で開発ツールの話に登場した”Interface Builder”というワード。かつてJobsがAppleを追放された後に創設したNeXTのオペレーティングシステムNeXTSTEPに搭載されていたオブジェクト指向の開発ツールがInterface Builderだったことを思い出しました。そのNeXTSTEPが後にMacOS Xのベースとなり、いまiPhone SDKの開発ツールInterface Builderとして紹介されている・・・とても感慨深いことでした。
続いて、各種サードパーティーアプリとMobile Me。
特に加速度センサーを活かしたゲームは、画像で見ているだけでもPSPやDSをも凌駕するほどの可能性を秘めているのでは?と感じるほどでした。
またPCにも対応することになるMobile Meを見て、Appleの戦略が着々と進行している予感がしました。
つまり、かつてiPodで音楽プレーヤーの歴史を変えたように、iPhoneという先進的なデバイスを通じて、今後携帯電話とスマートフォン市場を切り崩し、ゲームアプリではポータブルゲーム市場を切り崩し、Mobile MeではPCにまで切り込んで・・・
任天堂やSCEに脅威を与え、Microsoftの牙城をも・・・それぞれの分野のシェアを獲得してゆく。
そして、やがてその効果がMacとMacOSのパソコン分野にも影響してゆくのでは?
そんなAppleの未来を予感させるような今回のWWDC直後のインプレッションでした。
もう終了? Keynoteは終わりましたがWWDC08は始まったばかり、とかるく突っ込んでみました。^^
>Tomoさん
つっこみありがとうございます(^^;)
確かにそのとおりですよね。
本当は「WWDC08 keynote終了〜・・・」としたかったのですが
タイトルが長くなってしまうので・・・
ちょっとボケてみました(笑)