iPhoneの対抗機種として何かと引き合いに出されるPRADA Phoneですが、
6月1日の発売直前にPRADA Phone(のモックアップ)を手に入れる機会がありましたので(外観のみですが)iPhoneとの比較ギャラリーをお届けします。
<ディスプレイ>
PRADA Phone:3インチ(240×400ドット)
iPhone:3.5インチ(320×480ドット)
<サイズ/重さ>
PRADA Phone:高さ101mm × 幅54mm × 厚さ12.7mm/約92グラム
iPhone:高さ115mm × 幅61mm × 厚さ11.6mm/135グラム
厚さの比は、1.1mm。僅かにiPhoneが薄いかな?という印象。
大きさは丸いエッジの分だけiPhoneのほうがひと回り大きいという感じ。
<フロントの操作キー>
PRADA Phone:発信、クリアキー、終話(電源ボタン)
iPhone:Homeボタン
<カメラ>
PRADA Phone:200万画素(メイン)
iPhone:200万画素
<トップ>
PRADA Phone:(ストラップホール)/赤外線通信ポート
iPhone:電源ボタン、SIMカードスロット、イヤホンジャック
<右サイド>
PRADA Phone:カメラシャッターキー、上下キー、充電(外部接続)端子
iPhone:(無し)
<左サイド>
PRADA Phone:履歴ボタン?、キーロックボタン、平型イヤホンマイク端子
iPhone:、音量調整キー、サイレントスイッチ
<ボトム>
PRADA Phone:マイク、バッテリーカバーのオープンボタン
iPhone:スピーカー、Dockコネクタ、マイク
以上、PRADA PhoneとiPhoneの外観比較をお送りしたわけですが・・・
それぞれの写真を撮っている時、ふとあることに気付いて唖然としました。
それは「今更何を言ってるの?」と馬鹿にされるほど愚鈍なことです。
iPhoneが発表された時、速報記事やMacworld 2007のKeynoteを夢中で見て「とうとう来た!」「凄い!」・・・と驚きと興奮の気分だったにも関わらず、Apple好きの私はごく当たり前のようにiPhoneを受け入れていました。
そして、早速iPhoneを手に入れ、まわりに見せびらかしたところ、Macユーザーやデジモノに敏感な人たちは「うわっ!iPhoneやん!(大阪弁)見せてみせて!」と予想通りの反応・・・
ところが、iPhoneを見たことが無い人の場合は大抵「えっ!? 何それ!」と、それが電話であることをすぐには理解してくれませんでした。
もちろんPRADA Phoneは先進的かつ魅力的であると思います。
しかし、PRADA Phoneを初めて見た人の大半は、きっとそれを携帯電話以外のモノとは思わないでしょう。
このことこそが、「今日、アップルは電話を再発明する」と確言したJobsの、そしてAppleの正体であり真骨頂なのだと再認識した次第です。
Good post.