Pwnage2.0(現在は2.0.1)の登場で、iPhone(touch)でソフトウェア2.0がJailbreak可能となったことから、1st iPhoneを2.0にアップデートしました。
iPhone 3Gとアプリインストールでの不具合に悩まされた経緯を踏まえ、初代iPhoneをアプリの検証用として活用することが主な目的ですが、ついでにいくつかの気になる部分を新旧それぞれのiPhoneで比較してみました。
Pwnageによるjailbreakの手順等については、既にMacお宝鑑定団blogさんやiPod Loveさんが紹介されていますので詳しくは割愛しますが、まずはざっとおさらいです。
以下はMacBookで私が実践した手順です。(あくまでも自己責任にてお願いします)
・Pwnage2.0.1を入手
・初代iPhone用のファーム「iPhone1,1_2.0_5A347_Restore.ipsw」を
iTunesの「アップデートを確認」からダウンロード(ダウンロードのみ)
・bootloader「bl39.bin pwnagetool」と「bl46.bin pwnagetool」を入手
Pwnageを起動〜機種を選択
初代iPhone用のファームを選択
エキスパートモードでは各種設定が可能
カスタムファームをデスクトップにBuild
DFUモードで起動
(Macに接続した状態でiPhoneのスリープボタン長押しで電源を切る〜スリープボタンとホームボタンを10秒押し続けた後、ホームボタンだけをを押し続ける)
iTunes(option+復元)でカスタムファームを選択して復元
以上でjailbreakとアップデート完了
(名前は3Gと区別するためiPhone Classicとしました)
なお私はバッテリー節約のためSIMカードは抜いていますが、SIMカード無しでもJailbreak可能でした。
Installerには未対応、その代わりCydiaが追加されますがアプリは少ないです。
<新旧iPhoneの比較>
初代iPhoneが2.0にアップデートされたところで、さっそく個人的に気になった部分を比較してみました。
まずは液晶画面の比較です。
(スクリーンショットでは違いが反映されませんので、デジカメによる比較ですが)
初代(左)/3G(右)
Brightnessの設定を同じにして比較したところ、画面は明らかに3Gのほうが明るく、(3Gのファームをbuild 5A347にアップデートしたにもかかわらず)初代と比べて3Gの画面はかなり黄色く感じました。
次に、Safariでの読み込み速度をいくつかのサイトで比較したところ、概ね同等の速度ですがサイトによっては僅かに(1〜2秒程度)3Gのほうが速いことが解りました。
(双方ともWifi環境、言語環境は英語モードで比較)
続いて、内蔵スピーカーとイヤホンでの音質を比較したところ、微妙ではありますが内蔵スピーカー、イヤホンともに3Gのほうが多少ダイナミックレンジが広く感じられ、特に内蔵スピーカーでは、初代iPhoneに比べ高音域のシャリシャリ感が緩和されSN比も向上していました。
基本的な部分のみの比較でしたが、明らかに3Gには改善点が見られました。
気になったのは、3G液晶画面が黄色っぽいことですが、これも好みの問題ですし、単独で見るとあまり気にはならないかと思います。
初代iPhoneをお持ちの方は少ないと思いますので、少々マニアックな検証ではありましたが、次の機会には新旧iPhoneとiPod touchの2.0環境でもう少し突っ込んだ検証をしてみたいと思います。
こんにちは
2.0では面白いアプリがなくなってすごく悲しいです
1.xのときに開発していた人もほとんどがappstoerでシェアウェアにしちゃうんでしょうし。。
あと、液晶が黄色いのは復元することによって解決できるようですよ
edさん>
お越しいただきありがとうございます!
そうなんですよね。App Storeでは多数のアプリがありますが
以前のInstaller環境では(無料で)魅力的なアプリがたくさんあって。
しかも2.0よりも比較的安定してました。
液晶の問題については、3Gも最新のビルドで復元したのですけどね〜
どうも改善されていないような・・・
Dark局長さん
コメント有り難うございました。
自分はiPhoneをまだ買っていないので、買ったあかつきには是非こちらの記事を参考にさせていただきます。
本音を言えば、お盆までに欲しいんですけどね。なかなか。
konsomeさん>
こちらこそ、いつもお世話になっております。
iPhoneご購入の際にはぜひお知らせください!
ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。